Azure Media Playerについて
前回から間が空いてしまいましたが、今回はAzure Media Plyaerについて軽くまとめてみました。
Azure Media Playerとは
HTML5やMedia Source Extensions 、Encrypted Media Extensionsを使用して、ストリーミングを提供しています。
これらが使用出来ない環境であれば、Flashや Silverlightが稼働するそうです。
Azure Media Playerを使用してみたところ、Windows上の各種ブラウザ(Chrome,Firefox,IE11,Edge) とAndroid(Chrome)で動画が再生されました。
iPhoneとiPadは独自のプレイヤーが起動して動画が再生されます。
Azure Media Playerデモ
実際にどの様な画面で、どの様な挙動が出来るかを確認することができます。
画面右下の方にある、「Select a sample」をクリックすると、各種暗号化された動画などデモを選択して動作を確認することが出来ます。
プレイヤー自体はレスポンシブに対応していない模様。
デモページのTopページはレスポンシブする様に調整されているみたいです。
Azure Media Playerドキュメント
Azure Media Player | Azure Media Player
ドキュメントは今のところ英語です。
Change Logなどは先に確認して、どのバージョンを利用するか検討するといいかもしれません。
オプションのいくつかを説明します。
・poster
動画再生開始前に表示されている画像(サムネイル)です。
私が試した限りでは、iPhoneやiPadの場合は、画像が表示されませんでした。
・autoplay
自動再生するかどうか設定出来ます。
・playbackSpeed
再生速度を変更出来る機能です。
ver2.0.0以降からオプションとして設定出来るようになったみたいです。
私はver2.1.1で試しました。
CSSについて
あまり記載がないですが、Azure Media PlayerはCSSで装飾することが可能です。
クラスやidを解析してCSSをあてていくことになりますが、そこそこ自由に設定可能だと思います。
多機能なので全部は紹介しきれないですが、自由度も高く様々な環境で動作する様に考えられているプレイヤーという印象です。